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よく噛めるお口で目指せアクティブ

2022年11月9日

 

からだにいい食生活を送るために、飲み物や食べ物たサプリメントに気を配っているかたは多いととおもいます。ところでそういった物をよく噛んで食べる為に重要なお「お口の健康」に気を配っていますか?将来やってくるシニアライフを元気に楽しむためのアドバイスを今回はお伝えします。

歯が悪いと噛めないものが増えますよね。では、噛めないとどんな栄養が不足しやすいでしょうか。歯が悪くなると、全体的に食が細くなってしまったり、柔らかいものを好んで食べるようになります。すると、食事全体を占めるものがうどんやおかゆといった麺類、ご飯類の比重がふえるのです。また、手軽に満足感を得られるお菓子や間食も増える傾向が見られます。その結果、糖質過多になりやすく血糖値のコントロールが難しくなります。また、根菜類などはごくやわらかく調理しないと食べにくいため、市販のお弁当に入っているような根菜類に苦手意識をもつかたも増えています。食物繊維が不足すると便秘などの原因になります。そして深刻なのが、タンパク質不足です。肉を嚙み切ることが難しくなると自然と箸がむかなくなり、知らず知らずのうちにタンパク質が不足していきます。本当は肉好きなかたも「歳のせいで好みがかわった」などと自分を納得させて気付かないうちに習慣化してしまうケースも見られます。もともと高齢になるとタンパク質のからだへの吸収率が落ちますが、そのうえタンパク質の摂取量自体が減ってしまうと、深刻なタンパク質不足になり、筋肉量が減って、体力や免疫力の低下などにつながっていきます。噛めない人が陥りやすい栄養の偏り。栄養摂取には実は歯の健康がとても大切なのです。歯を失いはじめる働き盛りの年代は、日々の忙しさに、歯科治療をとりあえず応急処置ですませがちです。しかし、歯を失いはじめた頃に、歯を悪くした根本的な原因を突き止めて、歯の喪失を食い止めておかないと60代、70代と次々に同じようなトラブルがほかの歯にも起きて、ドミノ式に歯を失っていきます。たとえば、抜歯後にとりあえず入れ歯をつくっても、その入れ歯をつかっていないと周りの歯が空いたスペースに倒れ、ますます噛みにくくなってしまいます。噛みにくさが気になっているならばぜひ早期に歯科医院で改善策について相談してみてください。

ではつぎに、噛めないまま入れ歯を使わずにいると将来どんなことが起きやすいかについてお話します。65際以上の方を対象にした調査では、「歯がなく入れ歯もつかっていない状態で生活をするかた」と「歯がなく入れ歯を使用している状態で生活をしているかた」とを比べると義歯を使用せずに生活していたかたの方が認知症の発症割合が高いことが分かっています。じつは噛むということは認知機能と密接なつながりあり、噛むことによって脳の血流が増え、認知機能が活性化されるのです。つまり、歯がない方でも義歯をつかってある程度噛めるとうことで低栄養の予防はもちろん認知症の予防にもたいへん重要です。入れ歯のほか、インプラント治療も視野にいれるなど、ご自身に合う治療の選択肢を検討して、よく噛めるお口でシニアライフを楽しみましょう。

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奈良県葛城市 いまもと歯科クリニック
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written by 今本 裕紀

新庄小学校卒業 四天王寺中学高校卒業 大阪大学歯学部卒業 地元である奈良県葛城市に 医)侑芽会 いまもと歯科クリニック開業 「心からの笑顔を」をテーマに、皆様に愛される歯科医院を目指します。 日本歯周病学会歯周病認定医 日本インプラント学会所属 日本顕微鏡学会所属

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