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全身疾患と歯科治療の関係性

2021年05月10日

 

★尿病、高血圧、狭心症、心筋梗塞、気管支喘息等の既往がある方は歯科治療時に気を付けなければならないこと。

糖尿病の既往がある方は健康な人に比べて傷口が治りにくい、感染しやすいなどの特徴があります。そのため抜歯など観血的処置(出血を伴う治療)をする場合は注意が必要です。
一つの目安として以下のような基準があります。

HbA1cが6.5以下であること。 HbA1cとは糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセントで表したものです。 国際基準では6.5±0.4以下となります。

 

高血圧症の方は特に局所麻酔薬を使用する場合、さらに血圧が上昇する可能性があり身体に危険を伴います!
WHOの基準で収縮期血圧140 拡張期血圧90以下に普段からコントロールしておく必要があるのです。

 

狭心症、心筋梗塞の患者さんは高血圧症の患者さん同様、局所麻酔薬の使用により発作を誘発する危険性があります。 基本的に過去半年(6か月)以内に発作の既往がないことが条件になってきます。 また狭心症の既往がありお医者さんからニトログリセリンを処方されている場合は歯科治療時、直ぐに舌下投与できる場所に置いておくと安心です。

 

気管支喘息の方は歯科治療時、喘息の発作を誘発する原因で最も多いのは治療によるストレスかも知れません!
治療が喩鬱、怖い、痛いのではと考えるだけでもそれがストレスとなり発作を誘発する可能性があります。お医者さんから吸入薬を処方されている場合はすぐに吸入できる場所に置いて治療を受けると安心です。

「親知らずを抜きましょう」と言われたことがありますか?

2021年05月03日

 

みなさんは、「親知らずを抜きましょう」と言われたことがありますか?

日本人のあごの骨格は近年ますます小さくなっています。いま「ますます」と言ったのは、もともと日本人のあごの骨格は、欧米人に比べて奥行きがなく小さいからです。

そのためスペースが足りずに、親知らずがとんでもない方向やとんでもない位置に生えてしまう「萌出異常」は、現在の日本人にとってたいへん身近なケースになっています。

現代の日本人は軟らかいものを食べ、噛む回数が少なくなりそれにつられてあごが小さくなって顔が細くなり、エラが張ったような方は少なくなりました。親知らずは、一番最後に生えてくる奥歯です。標準的には18歳~20歳くらいで生えてきます。しかしそのころには、ほかの永久歯はすっかり生えそろっているので、あとから生えてくる親知らずのためのスペースはすでになくなっているわけです。なぜなら、ほかの歯の大きさは、あごが大きかった頃と変わらないからです。しかし一方親知らずは、現在退化傾向にあって、少しずつ小さくなっています。また退化傾向の影響で歯全体の噛み合わせに寄与する力も小さくなっています。それで現在では、親知らずはなくても困らない歯になってしまいました。親知らずは、抜いてしまってもその後困ることはない歯だということは分かってもらえたかと思います。しかしそうかといって、どんな親知らずでも抜くことをすすめるわけではありません。萌出異常の親知らずを抜くには、一定の困難を伴います。まっすぐ生えていて、上顎と下顎の親知らずがしっかりと噛み合っている場合は、抜く必要はありません。大事にケアして長く使うことができればそれに勝ることはないのです。

 

タバコのお口への害

2021年04月26日

 

タバコは色々な点で歯周病を悪化させてしまいます。まず、歯周病に気づきにくくなります。

歯の根元に付着したプラークが原因でその周りの歯ぐきに炎症がおき、歯ぐきが腫れたり出血します。進行すると、歯ぐきの下のあごの骨も吸収されていき、やがて歯が抜けてしまいます。

歯ぐきの中には微細な毛細血管が張り巡らされていて、血流に乗って酸素や栄養が運ばれています。しかし、ニコチンや一酸化炭素などの作用で歯ぐきの毛細血管が収縮し、歯ぐきへの血流が減少します。そうすると歯ぐきが腫れにくくなり、出血もしにくくなります。一見いいことに思いますが見かけだけのことで内部ではしっかり歯周病が進行しています。なので気づくのが遅くなり自覚したときには悪化していることが多いです。

次に歯周病が悪化しやすく治りにくいです。

歯周病になると細菌の攻撃に対抗するため、からだは炎症の起きている歯ぐきに栄養や酸素、免疫物質を運ぼうとさかんに血液を送ります。ですがニコチンやコチニンが免疫機能に作用して、細菌への防御を弱めたり、血中の酸素不足により酸素が嫌いな歯周病菌の活動が活性化し、歯周病を悪化させてしまいます。実際にタバコを吸っている人は歯周病が10年早く進行すると言われています。

せっかく治療をしても、血流が低下して酸素や栄養が運ばれにくくなるということは損傷した組織の治りが悪くなる、だから歯周病の治療効果も上がりにくくなります。それに、タールによりプラークが固く付着しやすくなって虫歯ができたり、歯ぐきへの着色も起こります。

タバコはからだに悪い。これは常識ですが、皆さんが思っている以上にタバコには害があります。

禁煙の第一歩は、タバコの事をよく知ることからです!

 

中心結節って?

2021年04月19日

 

虫歯になっているわけでもないのに、小学校高学年や中学生のお子さんが急に「歯がしみるようになった」「噛むと痛い」といった症状に悩まされたことはないでしょうか。こういった症状がある場合、中心結節の破折が考えられます。

「中心結節」とは小臼歯(糸切り歯の後ろ2本の歯)に多く見られる歯の形態異常の一つで、生えたての永久歯の真ん中にとがった突起が生じたものです。

 

この中心結節の問題点は、結節部にまで神経が伸びてきていることです。そのため、中心結節が破折することで神経が露出してしまい、しみやすくなったり痛みが出るだけでなく、神経から細菌が侵入して感染することで、歯肉が腫れてくることもあるのです。

この結節(突起)は、大人になるにつれて自然にすり減ってなくなることが多いのですが、まれに何かの拍子で折れてしまうことがあります。このとき突起の中にも神経が入っているため、突然折れてしまうと神経が出てしまう場合があります。

少しずつすり減れば神経もだんだん退縮するため、痛みを感じることはないのですが、折れてしまうと最初はしみる程度でもだんだん症状が強くなって痛みが生じたりします。

また、しみるなどの症状が出なくても神経が少しずつ腐ってしまい、神経を取る必要も出てくる恐れがあります。

 

 

中心結節が折れてしまうのを防ぐにはどうしたらいいでしょうか?長さや形などは個人差があり、治療法は症状によってさまざまです。治療は基本的に2つで、補強するか少しずつ削るかのどちらかです。1つは、根本部分を樹脂(プラスチック)の材料で補強します。次に、突起の先端部分を少しずつ削ることで神経を傷めることなく高さを減らして丸めていきます。

 

歯根破折について

2021年04月12日

歯根破折とは歯を失う原因のひとつでもある。神経が生きてる歯に起こることは稀で、虫歯の治療などで神経をとり歯根の治療をした歯に起こることが多い。なかでも、虫歯が大きく広がっていたり、繰り返し治療を繰り返している歯は健康な歯質が減ってしまいがちで、細菌に汚染された象牙質や神経を除いた場所には詰め物と土台が入るが、その分歯は傷みやすく、結果的に破折のリスクは高くなってしまう。クラウンを支えている金属の土台と心棒は残った歯質が少ないと、強い力受けた時に金属の心棒が楔(V字型)のように動き、歯根を縦に裂いてしまうことがある。そうなると修復が難しく抜歯になる原因となる。

何故歯根が割れると抜歯になるのか。違和感だけで痛みもないからまだ使えるのではないか、と思うが破折した歯は細菌が入り炎症が起きてそのままでは遅かれ早かれダメになってしまう。もし放置すると周囲の骨までダメージをください受けて、次の治療の選択肢が狭くなってしまうので抜歯すべきと言える。その周囲の骨というのもあごの骨が失われてしまうともし、失った歯の代わりにインプラントを入れたい」となってもインプラントを埋める所の骨がないと入れることが出来ず、再生療法という手もあるがその分治療期間も費用もかかってしまう。なので炎症が拡大しないように治療を早くすすめ、歯を失ったあとの治療は、残った両サイドの歯を支柱にして補綴物を固定するブリッジか、その部分だけを補う入れ歯か、人工歯根を顎の骨に埋入するインプラントかで欠損部分を補う必要がある。

 

AGEsとは?

2021年03月29日

 

そもそもAGEsとは、日本語に直すと「最終糖化産物」になります。
タンパク質やアミノ酸といったアミノ基を持っている化合物と、糖分などのカルボニル基を持っている化合物が、縮合反応を引き起こして生成されるものです。

例えば、肉などを焼いた時に色が変化してきつね色になっていく反応を「メイラード反応」と呼びます。
このメイラード反応によって起きる生成物が「AGEs」なのです。

メイラード反応は食べ物を焼いた時だけに出る反応ではなく、実は体内でも反応が起きています。
食事でたくさんの糖分を摂取すると、体内で構成されているタンパク質と結びついてしまい、メイラード反応を引き起こしてAGEsを発生させます。

AGEsが体内で増加すると、細胞を攻撃して老化を早めてしまうと言われている「活性酸素」を生じさせたり、糖分とタンパク質が結合させたりすることで体内に構成されているタンパク質が本来の役割を果たせず、組織や細胞において様々な悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

体内に多くAGEsが発生している状態だと病気や症状につながってしまう恐れがあるのです。

☆AGEs検査でわかること

 

AGEs(体内糖化度)検査では、体内にあるAGEsがどれほどあるのかを調べることができます。
通常、年齢を重ねていく中で体内のAGEs蓄積量は増加していくものの、バランスの良い食生活や適度な運動などといった健康的な生活習慣を送っている方の場合、量自体はそこまで多くなりません。

しかし、偏った食生活や運動不足、睡眠不足など、健康的ではない生活習慣を送っている方の場合、AGEsの蓄積量が急激に増加しているということが研究によって明らかになったのです。

そのため、AGEs(体内糖化度)検査を受けることによって、その人の生活習慣は本当に健康的かどうかが見えてきます。
また、AGEsは様々な病気との関連性があるとも言われており、病気の危険性が迫っていないかどうかもチェック
できます。

 

当院でも簡単に検査することができます!!

ご興味のある方はぜひスタッフまでお問合せください。

仮歯は何のため?

2021年03月22日

「仮歯」は最終的に入る被せ物が出来るまでの代わりに使う歯です。

入れる目的はいくつかあり①大きく削った歯を感染から守るため。

②歯を削ったことにより隙間を埋めようと隣の歯が動いてしまうことを防ぐため

③削った部分の歯ぐきが覆いかぶさってくるのを防ぐため

④前歯だとお口を開けたときに歯がないように見えてしまうので見た目のため。

があります。

仮歯が入っている時は、硬いものを噛まないで下さい。お餅やガムなどくっつきやすい食べものも避けてください。

仮に入れている歯になりますので取れたり割れてしまうことが時々あります。

取れたり割れたりする理由は仮のセメントでつけている事、歯ぎしりや食いしばりが起こる事で外れやすくなっています。取れてしまった場合はご面倒ですが来院お願いいたします。

取れてそのまま放置したり仮歯のまま長期間置いておくと、歯にばい菌が入ってしまいまた1から治療しなければならない場合や歯を残せなくなってしまう事がありますのでなるべく来院してください。

仮歯は新しい歯を作る治療の時に最終的な被せ物が患者様のお口の中で無理なく調和するためになくてはならないものです。たかが仮歯されど仮歯。良い仮歯は良い治療の第一歩です!

花粉症対策に役立つ栄養素

2021年03月16日

こんにちは、奈良県葛城市歯医者、いまもと歯科クリニック院長今本です。日本では、スギやヒノキなどの花粉にアレルギーを持つ花粉症の方が増加しています。 しかも、一度花粉症になってしまうとなかなか改善せず、長く悩まされる方が多い ようです。今回は、「花粉症対策に役立つ栄養素」についてまとめます。

花粉症って何? 花粉が体内に入り異物(アレルゲン)として認識され、免疫細胞 が過剰反応するとアレルギー(花粉症)を発症します。 花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、目の充血 など)は、炎症反応によって起こり、炎症を抑えるための薬は 眠気や口渇をはじめとする副作用のあるものが多いため、 副作用の少ない栄養素による効果が注目されています。

花粉症によって起こる炎症反応は免疫細胞が関っていますが、体内の免疫は腸の状態を良くすることが 大切であると分かっています。そのため、花粉症の症状を抑えるためには、炎症を和らげる栄養素、免疫や 腸内環境を整える栄養素などの補給がお勧めです。

花粉症対策に役立つ栄養素
※ピクノジェノール®は、ホーファーリサーチ社の登録商標です。
炎症を和らげる栄養素 免疫や腸内環境を整える栄養素
● ビタミンC ● ビタミンE ● カロテノイド  ( ベータカロテン、リコピンなど) ● 魚油(EPA) ● 亜麻仁油[α(アルファ)-リノレン酸] ● γ(ガンマ)-リノレン酸 ● ピクノジェノール® ● MSM  ( メチルスルフォニルメタン)           など
● ビタミンA ● ビタミンD ● 乳酸菌・ビフィズス菌 ● オリゴ糖 ● 食物繊維 ● 亜鉛 ● グルタミン など

 

口臭

2021年03月08日

 

お口のお悩みの代表格、「口臭」。「スメハラ」なんて言葉が定着するくらい、お口のにおいは気になるものです。口臭というと、「歯はいつも磨いているから、胃腸が悪いせいかな?」とお口以外の原因を思い浮かべがちですが、ほとんどの口臭の原因はお口の中にあります。歯周病やむし歯、舌やお口の汚れがにおいの元となっていることが多いのです。

 

口臭には、「生理的口臭」と「病的口臭」があります。「生理的口臭」とは、誰にでもあるもので、起床時、空腹時、月経時などに起こる口臭です。においの強い食べ物による口臭も一時的なものなので、「生理的口臭」に属されます。「病的口臭」とは、においの原因がなくならない限り存在し続け、その原因とは歯周病やむし歯、舌の汚れや磨き残したプラーク(歯垢)と、お口と繋がっている耳鼻咽頭の病気、内臓などのからだの病気が考えられます。

 

口臭は、お口の中の細菌が主犯です。歯周病菌などの酸素を嫌う菌(嫌気性細菌)が、腐敗集を伴うにおいの物質を生み出します。唾液や血液、剥がれ落ちた口腔内の粘膜、食べかすに存在するアミノ酸を分解したときににおいの物質が出るのです。口臭には唾液の存在も大きく関係します。唾液には、細菌を洗い流したり、細菌の繁殖を抑える働きがあります。起床時に一番口臭が強いのは、就寝中は唾液の分泌が減るので、寝ている間にお口の中で細菌が繁殖するためです。

 

お口の中のにおいのもとの一つの舌の汚れは意外と見落としがちなポイントです。舌ブラシで、優しく舌の表面をなぞるように奥から手前に、一方向に動かして汚れを取り除きましょう。

歯周組織再生療法って?

2021年03月01日

 

歯周病の原因は、プラークという細菌の固まりです。プラーク中の歯周病菌の感染により、歯の周りの組織に炎症が起きて、あごの骨などが失われていきます。歯周病が進行すると、あごの骨をはじめ、骨のまわりの組織が失われていきます。そうなると歯を支える組織が減ってしまうため、歯の寿命にも影響が及びます。そんな時に歯を救うたすけとなり得るのが再生療法です。

 

何を再生させるのか

歯の根の表面にあるセメント質とあごの骨のあいだにある歯根膜が歯と骨を結びつけているのです。再生療法はこれらの組織を再生させる事を目的とします。

 

治療方法

再生療法では歯の根のまわりの組織が失われた部分に特殊な再生材料を入れるなどして再生を促します。歯茎を切り開いて歯の根を露出させ、プラークや歯石を除去してから、再生材料を充填。歯ぐきを元の位置に戻して縫合します。

 

治療後の注意

再生治療をおこなった後は、タバコは極力吸わないように。消毒と抜糸をするまでは治療した歯では噛まないように。また、歯ブラシも当てないでください。足した人口の骨が出てきてしまいます。

抜糸後は毛先の柔らかい歯ブラシで歯磨きをおこないます。

 

治療をおこなった歯を長く持たせるために、その後も歯科のメインテナンスに通ってください。

written by 今本 裕紀

新庄小学校卒業 四天王寺中学高校卒業 大阪大学歯学部卒業 地元である奈良県葛城市に 医)侑芽会 いまもと歯科クリニック開業 「心からの笑顔を」をテーマに、皆様に愛される歯科医院を目指します。 日本歯周病学会歯周病認定医 日本インプラント学会所属 日本顕微鏡学会所属

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